先日、お客様と弊社の建物の構造見学をして
「ビルを建てるようなスペックで家をつくるということですね」
とおっしゃってくれたことが頭に残って、
僕らの提供している建物はまさしく「ビルや公共建築物を建てる時と同じ耐震性・耐久性の高い構造体」なんだなと思いました。
どこまで守るかですが、公共建築物やビルは沢山の人が集まる場合があり、その時と同時に地震が来たらというリスクヘッジとして「鉄骨造やRC造」を採用することが多いです。
近年では木造もありますが、住宅をつくるようなスペックではなく、骨太の木造です。
骨太の木造であればコストも高くなり、鉄骨造の方が安くなったり、同じ価格帯になります。
木造を批判するわけではなく、鉄骨造の家は適材適所でいいと思います。
例えば、
柱や壁のない大空間がほしいとか
狭小地・細長い土地・変形地だけど敷地いっぱいに有効活用して計画したいとか
防火地域なので耐火建築物で建てるしかなく、その中でコストを抑えたいとか(RCや木造であると高くなってしまうので)
縦に高い建物にしたいとか
重い物を入れる建物・屋上のある建物にしたいとか
将来、自由に間仕切を変えられるようにしたいとか
将来、子供・孫に渡したとき、子供・孫たちがその時のニーズに応じて自由にリノベーションできるようにとか
住み継ぐことができる耐久性のある建物を建てたいとか
そんな時に耐震性も可変性も自由度もコストもバランス良く提案できるかなと思っております。
骨組みだけでしっかりと建物を守ることが出来ることが重量鉄骨造の強み。
ぜひご検討いただければ幸いです。
ironhomes design